【アートメイク】除去する4つの方法を紹介
- 眉アート
- 除去

アートメイクは好きな色やデザインを長期間保つことができることが魅力です。
ですが消したいと思ったら専用の施術を受けることになります。今回はアートメイクを消す方法や注意点を解説します。費用や痛みについても紹介するので、アートメイクの除去を考えている人は参考にしてみてください。
目次
アートメイクを消す4つの方法

アートメイクは消せる?
アートメイクは1年〜3年ほど好きなデザインや色がキープできます。1度入れたらすぐに除去するのは難しいです。除去する場合は除去施術を受けることになります。
アートメイクを消そうと思う人はこんなケースが多いです。
- デザインが思っていたのと違った
- デザインに飽きた
- 好みや流行が変化した
アートメイクの除去方法
アートメイクの除去施術は、4つの方法があります。
- レーザー治療
- 除去液
- 切除手術
- リタッチ(カモフラージュ)
それぞれの施術方法や特徴を紹介していきます。
レーザー治療
レーザー治療は最も一般的なアートメイク除去方法です。アートメイクで入れたインクにレーザーを照射し、分解する方法です。
レーザー治療の特徴は以下の通りです。
- 肌へのダメージは比較的少ない
- 傷跡があまり残らない
- インクの色によって除去が難しくなる
黒や青といった色の除去に優れています。赤や黄色系だと除去が難しいことがあり、施術の回数が増えることになります。結果何度もレーザーが照射されて肌への負担が増して、綺麗に除去できないことにつながります。
レーザーにもいろんな種類があるので、施されたアートメイクの色にとって最適な機器で除去するようにしましょう。
除去液
アートメイクと同じように針を使って薬剤を染み込ませ、インクを浮かせて除去する方法です。除去液の特徴は、レーザーでは消せない色のインクが消せるということです。また、レーザーでの除去よりもダメージが少なくて済むこともあります。
切除手術
これは、アートメイクの除去が難しい場合に行う方法です。レーザーで消せなかったり、レーザーが当てられない場合に、施術部位を切除して除去します。
切除手術は、1度の手術で済むけど広範囲だと不向きという特徴があります。
ちなみに、眉アートの場合は眉毛全体ではなく、眉上と眉下に分けて切除します。
リタッチ(カモフラージュ)
ここまではアートメイクのインクを除去する方法でしたが、リタッチはインクを注入して目立たなくさせる方法です。特徴は肌への負担が少なく、すぐに効果が実感できることと、リタッチするとレーザー除去ができなくなるということです。
アートメイク除去施術の流れ

アートメイクが除去可能なタイミング
アートメイクは除去できないタイミングもあります。それは施術後およそ1ヶ月以内です。アートメイクを入れると肌がダメージを負って傷口になることがあり、その状態で除去施術を受けるのは危険です。その傷が治りきるまで、それが1ヶ月程度になります。
アートメイク除去にかかる期間
レーザーでのアートメイク除去にかかる回数は、色素や技法、クリニックによって違います。また、除去施術後の経過も人によって違うため、個人差はありますが大体以下の目安です。
- 薄くしたり明るくしたり、入れ直す場合→1〜2回
- わからなくなるくらい消したい場合→5回〜
わからなくなるくらい消す場合は何回も施術を受ける必要があり、ダウンタイムなども考慮したらおよそ10ヶ月以上かかるでしょう。
施術を受ける前にしっかり確認しておきましょう。
除去した部位に再びアートメイク
除去した部位に再びアートメイクを入れることはできます。
除去後のダウンタイムが大体3日〜14日が目安で、その後肌が安定した状態になったら再びアートメイクを入れても大丈夫でしょう。2〜3ヶ月以上空けることを推奨しているクリニックがほとんどです。
アートメイク除去にかかる費用

保険は適用される?
アートメイク除去にかかる費用は、部位や範囲、深さなどによって変わります。保険は適用されません。
レーザー治療で除去する場合、相場は1㎠あたり1万円以上です。眉アートを消すとなると3万円〜10万円以上かかります。切開手術の場合はレーザーよりさらに費用が高くなります。
除去による肌へのダメージ
アートメイク除去にはリスクがあります。
まずあるのが肌へのダメージです。肌に傷ができたり、施術直後は赤みや腫れがあります。しっかりと保湿し、肌をゆっくり休ませましょう。
綺麗に除去できない
インクの色や濃さによって、除去しにくいケースがあります。施術回数が増えるとそれだけ肌へのダメージは増えますし、そもそもレーザーが反応しなくて除去できない場合もあります。
眉毛やまつ毛が生えなくなるかも
アートメイク除去のレーザー照射によって、稀に毛が生えてこなくなることがあります。適切な照射が行われないことが原因なので、しっかりとした知識やスキルを持ったクリニックで受けるようにしましょう。
除去する際の痛み

どれくらい痛い?
アートメイク除去時には麻酔を使用して痛みを最小限に抑える方法で行われることがほとんどです。入れる時もそうですが、痛みの感じ方は人それぞれで個人差があり、一概には言えません。
アートメイク除去は医療機関で受ける
アートメイクの除去施術は医療行為です。必ず医療機関で受ける必要があります。安い料金で気軽に除去できる違法サロンも存在しているので注意してください。
まとめ/アートメイク除去

メリットもあるアートメイクですが、除去にはそれなりのリスクもあるということを忘れないようにし、除去施術を受ける際はしっかりとした知識とスキルを持った医療機関で受けることが大切です。
まずはアートメイクを受ける前にしっかりと考えましょう。
また、除去したいとお悩みの人は信頼できるクリニックにまずは相談してみましょう。